西武辻発彦監督語録(4日)

4日の日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)は、先頭5連打の猛攻で先制パンチを見舞い、6-1で快勝を収めた。4番山川穂高内野手がオープン戦1号3ランを放てば、開幕投手の先発高橋光成投手は5回5安打無失点の好投を披露。投打がかみ合い、対外試合7試合目にして初勝利を収めた。

-初回の攻撃

そうだね、やっぱり、どんなピッチャーであれ、立ち上がりは不安。いつも言うように不安な中、ああいう風に連打が出るとね。本当に先取点とったあと、山川のホームランは大きかったけど、あの4点ね。非常に大きな点になったと思います。

-打った山川の状態は上向き

まあまあだと思いますよ。あそこも力みなく。ホームランのときも、1点入って、ノーアウト二、三塁というところでね、1点取るようなバッティングしてもらいたいなというところがあったんだけど。まあ外野フライでいいところで、見事なホームランだったと思います。

-山川が4番

そりゃそうよ。やっぱり1、2番が出て、3、4、5というところで返すという形なんでね。4番というのは山川がどっしり座ってくれているのが、一番居心地がいいんだけどね。

-鈴木ら若手もアピール

鈴木も昨日も打ったしね、そういう中で、若い選手は競争ですよ。そういう中で結果を出していかないと。今のうちに結果出しとかないと、1軍という枠から外れるわけだから。そういう意味ではいい緊張感を持ってやっていると思うし、必死にやっているところがいいと思いますけどね。

-開幕投手の高橋も上々

まあ、うーん。本人にしてみたら50点ぐらいだと思うよ。もう1つ制球というところではらしさなかったし、まあ本人も話してたけど、カーブの感じが良かったと。カーブは意外と良かったよね。まあどうにかカウントつくれたところもあったと思うけど。まあ最初だから。まあ次、しっかり投げてくれるでしょ。

-2番手の上間も4回2安打1失点で好投

上間は意外ときっちり投げられるところがあって、球種もあるんで。淡々と投げるところも非常になんか、あまり動じないで投げられるようなピッチャーの気もするし。そんなにばたばたフォアボールで崩れるピッチャーじゃないんで。コントロールもそこそこ、いろんな球種投げられるからね、面白いと思いますよ。

-先発ローテーション入りも

まあそれもね、できますよというところでしょう。

-7試合目で初勝利

向こう(日本ハム)としてはエラー絡んだり、押し出し絡んだり昨日(3日、0-7)の逆だからね。そういうことになれば野球にならないというところでしょうね。

-勝ち癖も大事

(負けたら)気分は良くないよ。やっぱり、勝ちがないということは。まあそりゃそうだけど、初回にああいうつながりを持って点を取れたのは良かったと思うし、アグー(山川)もいい感じで打って、森友哉もそうだし。源田もつないで1、2番がああやって出れば得点になるというところだからね。外崎もヒットは出なかったけど、感じ的には良くなってきている。徐々にいいピッチャーに当たって調子上げていってくれればいいかなと思います。