西武は本拠地メットライフドームのバックネット裏席の改修が完了したことを5日に発表した。

新調されたエリアには、さまざまなシチュエーションに対応するシートが用意される。昨年までボックスシートがあった部分に設置される「ネット裏テーブル4」はL字形の4人掛けグループシート。ミニテーブルとシートを囲むように壁が備え付けられているので、個室にいるような空間でゆったりと観戦が可能だ。さらにその両脇には「ネット裏カウンターシート」を設置。シート前方にカウンターが備え付けられ、飲み物やグッズなどをテーブルに置きながら観戦可能な座席となった。シートの前後幅を拡大し、足元にも余裕がある作りになっている。

さらにネット裏上段の一塁側、三塁側に残っていた緑色の旧シートは「ネット裏指定席」にリニューアルされ、黒が基調の高級感あふれるシートとなった。周囲の席に比べるとややコンパクトながら背面と座面にクッションがついており、高い位置から試合をゆったりと見ることができる。

球団広報部はネット裏席の改修について「メットライフドームに足を踏み入れた時に、ファンの皆さまは一目で分かるバリエーション豊富な座席の数々にきっと驚くでしょう。1つ1つの座席は、『どんな座席であればファンの皆さまが楽しんでいただけるか』ということを考え抜いてできたものです。ぜひ、お気に入りの座席以外にも新しい座席をお試しいただけたら、うれしく思います」とコメントを寄せた。