中日根尾昂内野手(20)が、ヤクルト奥川攻略で開幕1軍をアピールする。14日のヤクルト戦(神宮)には、高校日本代表でともに戦った奥川が先発。1学年後輩との直接対決を1軍残留への起爆剤にする。
18年U-18アジア選手権以来、3年ぶりに奥川と再会する。「どんな投手が来ても、しっかり自分のスイングをして結果も内容も納得できるものを出したい」。当時、奥川は2年生で代表入りしており、根尾とは合宿中に同部屋だった。高校時代、二刀流だった根尾は、1学年下の後輩にスライダーを伝授するなどかわいがった。そんな「弟子」との初めての直接対決に意気込んだ。
オープン戦は2安打だけの打率1割。2月の対外試合で打率3割4分8厘と打ちまくった姿は鳴りを潜めている。この日の練習では栗原コーチらとフォームを修正。「ボールをのぞきにいっているところがあった。実戦、実戦とやってきて、ちょっとずつ球に合わせていた」と、チェックを万全にして初対戦に挑む。
与田監督は根尾の左翼スタメン出場を明かし「昨日(12日ロッテ戦)の最終打席(9回2死一、二塁で三振)も打てば面白かった。そういう巡り合わせを持っている。判断はぎりぎりになる」と、開幕1軍の合否判定に猶予を与える。「3・26」開幕まで残りのオープン戦は6試合だが、根尾は「まだ取り返せる」ときっぱり。奥川との「同部屋」対決に勝ち、開幕1軍をもぎ取る。【伊東大介】
▽中日岡林(同学年のヤクルト奥川と19年ドラフトで同期入団) 対戦する機会があれば、しっかり打てるように頑張りたい。(開幕1軍への)残り少ないチャンスなので、1打席、1球を大切にいきたい。



