負けてはいられない-。ヤクルト奥川恭伸投手(19)が、14日中日戦(神宮)に先発する。12日は同学年のロッテ佐々木朗が中日戦で実戦初登板し、1回を無安打無失点。U18日本代表で共に戦い、「ロウキ」「ノブ」と呼び合う仲の男のデビューを「しっかり3人で抑えていたので、さすがだなと思いました」と喜んだ。自身今季2度目のマウンドで対するのも中日で「同じ相手なので頑張ります」と自然と力が入った。
前回登板の7日広島戦は悔いだけが残った。フォームのバランスが悪く、制球に苦慮。守備に助けられ何とか無失点でしのいだだけに「ダメだった部分を意識して、この1週間過ごした」とキャッチボールから見直してきた。
昨季故障した右肘への負担を考え、キャンプはスローペースで調整してきた。今回の球数は、30球が目安だった前回から増やし、3回50球前後を予定。高津監督からは「初めての1軍での中6日になる。反動であったり、うまくいかないこともたくさんあると思う。それはしっかり受け止めていってほしい」と、ハッパを掛けられた。
開幕ローテ入りへのアピールはいったん忘れる。「そこは僕が決めることではない。あまり意識せずに良い結果を求めて頑張ろうと思います」と、ロウキに続く好投を誓った。【湯本勝大】
◆奥川の今季初登板VTR 7日広島戦で先発。2回2安打無失点と結果的には好投したが、逆球や高めに浮く場面が目立った。2回1死一塁では広島会沢に上ずった変化球をフェンス際まで飛ばされ、味方の好捕に助けられた。奥川は「ボールも良くない。コントロールもできていない。ものすごいひどい内容だった」と振り返った。



