オリックスは吉田正尚外野手の4安打の奮闘も及ばず西武と引き分け、5割復帰は持ち越しになった。

吉田正は初回1死一、二塁の先制二塁打に始まり、3回は通算100本塁打にあと2本に迫る7号ソロ。5回1死二塁では、チーム4点目の適時打を放った。9回は西武ギャレットをを強襲する安打で出塁。1死満塁の絶好機を呼んだが、チームは勝ち越せず。昨年10月3日楽天戦(京セラドーム大阪)以来の4安打で、三塁打が出ればサイクル安打達成だった。

「(サイクル安打は)周りが言ってたんで。でも三塁打はほぼ、ぼくの中で確率も低いんで、あまり意識はしてなかったです。今はチーム状態もいいし。塁に出てチャンスメークとかえすこと、両方できれば」と勝利につながる1本に集中。4安打で打率を3割3分3厘に上げ、楽天浅村に次ぐ2位に。打率も長打も備えた打棒は、健在だ。

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