広島ロベルト・コルニエル投手(25)が、日本球界最速タイの165キロを計測した。

4点ビハインドの5回に登板。1死一塁からソトの打席で立て続けに160キロ超えの直球を連発し、最後は162キロで空振り三振。2死一、二塁から大和を変化球2球で追い込み、最後は高めの165キロ直球で空振り三振。バックスクリーンに表示された球速にドーム内がざわついた。

これまで球界最速だった大谷翔平(日本ハム)の165キロに並んだ。

コルニエルはドミニカ共和国出身の右腕で、13年に米大リーグのアストロズと契約。メジャー経験はなく、マイナー通算69試合で2勝5敗、2セーブ、防御率4・28。19年にカープアカデミーに所属し、練習生として広島の同年秋季練習に参加。20年9月末に育成選手契約を結び、開幕直前に支配下選手登録を勝ち取った苦労人だ。

今季は中継ぎとして24試合に登板し、0勝1敗、3ホールド、防御率3・13の成績を残している。

広島ニュース一覧はこちら―>