猛虎打線が5回、一気に5点差を追いついた。5点を追う5回、先頭の6番糸原、7番小野寺の連打で無死一、三塁のチャンスをつくり、続く梅野が「自分も何とか続きたい」と右中間へ適時二塁打を放ってまず1点。28日広島戦(マツダスタジアム)の9回から無得点が続いていたが、15イニングぶりに得点を刻むと、さらに打線が爆発した。
なおも無死満塁とした後、近本の左前適時打でこの回2点目を奪い、中日先発福谷をKOした。近本は「チャンスだったので初球から思い切って打ちにいきました」と笑顔。中野が倒れ1死後、この日1軍復帰し後半戦初出場となるマルテが、右中間を深々と破る同点の適時二塁打。2番手藤嶋の高めスライダーを逃さなかった。約1カ月ぶりの甲子園での試合に、虎党たちはメガホンをたたき、大盛り上がり。マルテも「あの場面で同点に追いつくヒットを打つことができてよかったよ」と、二塁ベース上で右手を挙げ、渾身(こんしん)のガッツポーズを見せた。
大山、佐藤輝をスタメンから外し、球団初の助っ人クリーンアップトリオを形成するなどのテコ入れで、湿りがちだった猛虎打線が勢いを取り戻した。



