西武がなすすべなく大敗を喫した。先発の浜屋将太投手が1回に先頭から四球と適時打を許し、2人で先制点を与える立ち上がり。3回には連続四球から2点適時打と2ランを浴び、5回にも四球絡みで満塁をつくり3失点。5回までに8点差で、勝機を逸した。

投手陣の与四球数513は12球団で断トツ。辻発彦監督は「それは分かっています。フォアボールが多いのは一番頭が痛いところ」と“四球病”にアタマを悩ませる。「簡単に投手有利なカウントにできないところが一番(問題)だと思うので、そういうところを真剣に投手全体で取り組んでいかないと。ずっと数年来の課題だから、突き詰めていかないと今後も苦しい戦いになると思うので」と切実に話した。

山川穂高をラインアップから外して臨んだ打線も散発4安打。「勝負になる打線を組んだわけよ。点を取れるようにって考えて打線を組んでいるわけだからね。対マルティネスってことを考えて」。しかし思惑とは外れ、今季10度目の無得点試合で4連敗。借金は今季ワーストを更新する13。負の数字ばかりが積もっていく終盤戦を強いられ、順位は4位ソフトバンクの背中が7・5ゲーム差と遠のき、最下位日本ハムは1ゲーム差で後ろにピタリ。崖っぷちの戦いは続く。

残り20試合。一昨年2連覇を果たした元王者の意地を見せるためには、1試合も無駄にはできない。