日本ハムは2日、鶴岡慎也バッテリーコーチ兼捕手(40)村田透投手(36)が退団することが決まったと発表した。

鶴岡は三菱重工横浜硬式野球クラブから03年ドラフト8巡目で日本ハムに入団。球団を通じて「今回、現役を退いた場合のポストを打診してくれ、そして4年前にホークスからファイターズに戻してくれチャンスを与えていただいた球団には、すごく感謝しています。ただ、僕はまだ現役の火を消せていないですし、火が燃えているうちは現役を続ける道を模索したいと思います。心のどこかでファイターズの新球場でプレーしたい思いもあります。ファイターズのユニホームでプレーすることはかないませんが、他のチームでやれるチャンスがあるのだったら、諦めずにやっていきたいです。今回の選択が正しいかどうか分かりませんが、自分自身が納得できる形でユニホームを脱ぎたいというのが正直な気持ちなので前を向いていきます。4年前に復帰が決まり、一度はファイターズを出て行った僕を札幌ドームで温かい拍手で迎えてくれた北海道のファンの皆さんと、全国のファンの皆さんには言葉にならないぐらい感謝しています。こういう形でファイターズを去ることになって申し訳ない気持ちですし、ずっと応援してくれたファンの皆さんに、いつか恩返しできたらなと思っています。自分なりに納得いくまでやり切りたいですし、悪あがきするのもテスト入団で入った僕らしいかなと思います。自分勝手ではありますが、これからもファンの皆さんには温かい目で見守っていただけたらうれしいなと思っています。ここまで本当にありがとうございました」とコメントした。

村田は大体大から08年大学・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団。11年からは米インディアンスでプレーし、17年に日本ハムに移籍した。球団を通じて「なかなか期待に応えることができなくて残念な気持ちです。この先はまだ分からないですが、体は元気なので来シーズンもプレーできるように準備していきたいです。ファイターズファンの皆様、5年間応援していただき、ありがとうございました。今後も温かく見守っていただけたらありがたいです」とコメントした。