右太ももの故障で離脱している楽天松井裕樹投手(25)が2日、1軍の全体練習に合流した。

午前11時。本拠地・楽天生命パークに背番号1が姿を見せた。ウオーミングアップを終えると、待っていた仲間が輪になった。そこで守護神は復帰を報告。その後、ノックやキャッチボールなどで体を動かした。時折、白い歯をのぞかせながらリラックスした表情だった。

今季43試合に登板し、0勝2敗、防御率0・63、24セーブだった松井は、8月25日の練習中に右太ももを痛め、26日に出場選手登録を抹消。懸命なリハビリを経て、フェニックスリーグでは先月28日と30日に登板し、ともに1回を無失点に抑えていた。

石井一久GM兼監督は「しっかりと2試合投げられたし、腕も振れていた。回復は問題なく、痛めた患部も何回も検査しているけど問題なくきている」と話した。クライマックスシリーズ(CS)で復帰となれば、頼もしい限りだが、無理をさせるわけにはいかない。目先の勝利も大事だが、将来を壊さないことが大前提にある。明日3日のシート打撃で投げさせ、最終ジャッジをする。指揮官は「松井の選手としてのキャリアも大事。チームとして欲しているから入ってくれということではない。ちゃんと冷静にしっかり見たい」と口にした。