ヤクルトの若き4番村上宗隆内野手(21)が、勝ち越しの1発を放った。

1-1の同点に追いつかれた直後の4回、先頭でカウント2-2から甘く入った山崎福の143キロ直球を左中間スタンドへ運んだ。「同点に追いつかれた直後だったので、チャンスメークしようという気持ちで打席に入りました。大振りせずコンパクトに打つことができました。すぐに流れを持ってこれたので良かったと思います」。右手の人さし指を立て、ガッツポーズをしながらダイヤモンドを回った。

日本シリーズでは第1戦での2ラン以来の第2号となる勝ち越しソロ。ベンチでは笑顔で高津監督とグータッチをかわした。

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