日本ハムを自由契約となっていた西川遥輝外野手(29)が25日、オンラインで楽天の入団会見に臨んだ。背番号は「6」に決まった。年俸は8500万円。会見での主な一問一答は以下の通り。(金額は推定)
-楽天入団が決まって率直な思い
また野球ができることに非常に喜びを感じています。
-所属が決まらない間の心境は
本当に不安でしたし、もしかしたら野球ができないんじゃないかと、ネガティブな考えにもなったりしたので、決まったときは本当にホッとしました。
-楽天に入団を決めた経緯
石井監督の「これは運命なんだ」と言ってもらえたことが僕の中では決め手でした。
-楽天の印象
投手、野手ともにバランスのとれた印象で、サヨナラ負けが非常に多かったイメージがあります。
-仙台で楽しみなところ
仙台でのファンとの関わりはなかったので、そういったところが僕の中では楽しみかなと思います。
-背番号6について
こういう12月末で、なかなか僕も決まらない中で、こういった素晴らしい番号をいただけたというのは、非常にうれしく思います。
-来季の目標は
今シーズン自分の中では本当にふがいないシーズンだったので、もう1回気持ちを改めて、本当に自分を見つめ直してすべての部門でキャリアハイを出して、石井監督を胴上げできたらなと思います。
-東北のファンへ
このオフシーズンで体作りをして、開幕戦に向けていい準備ができたらと思いますので、東北のファンのみなさんの前でプレーするのを楽しみにしています。応援よろしくお願いします。
-どうチームに貢献したいか
石井監督からは出塁率と盗塁を期待していると言われたので、期待されているところは自分の中では絶対条件として、他の部分で自分としては、打つ方だったり守備の方で貢献できたらと思います。
-入団が決まり気持ちの変化
石井監督とお会いして、今シーズンこの成績で終わったにもかかわらず、僕に期待を持っていただいたということが本当にうれしかったです。
-背番号6に驚きは
この歳になってあまり背番号というものにこだわりというものはなくなってきたんですけど、石井監督から6番という風に言い渡されて、あまり気にしていなかった自分でもうれしかったです。
-今季まで藤田がつけていた
藤田さんの後の背番号6をつけさせていただきますと連絡させていただきました。大変光栄ですと言ったんですけど、藤田さんの方から逆に「俺の方が光栄だわ」と言ってくれたので、それが本当に僕はうれしかったですし、気が楽になりました。
-通算350盗塁まで残り39
盗塁数に関しては減らない数字なので、通過点というか、早いうちに達成できればいいなと思います。でもまだ先があると思うので、そこは目標に置いていないです。
-打順へのこだわり
石井監督の方針もあると思うので、そこにこだわりはないですけど、まかされたところでしっかりとした働きができればなと思いますし、どの打順を打っても僕の仕事というのは出塁だったり盗塁だったりという、相手打者のプレッシャーになってくると思うので、そういった部分ではどの打順を打ってもあまり変わらないのかなと思います。