ヤクルト山田哲人内野手(29)が、通算250号本塁打を放った。プロ野球史上66人目、球団では池山隆寛(現2軍監督)、バレンティンに続く3人目の快挙となる。

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1-1の6回無死、DeNA大貫の5球目、真ん中低め135キロを完璧に捉え、左翼席へ今季2号ソロ。プロ12年目、1203試合目での大台到達。

本拠神宮に詰めかけた多くのファンから拍手喝采を浴びながらダイヤモンドを周回。記念パネルを手にすると帽子を取って声援に応えた。「打ったのはフォークです。守備から良いリズムをつくってくれて、その良いリズムで打席に入ることが出来ました。追い込まれていたけど出塁することを意識してコンパクトに打ちました。良い角度で上がってくれました」と振り返った。

▼山田が6回に大貫から今季2号を放ってプロ野球66人目の通算250本塁打を達成した。初本塁打は12年8月10日巨人戦の内海からで、29歳8カ月で到達。30歳を迎える前に250本打ったのは13人目となり、山田は12番目の年少記録。プロ1号を打った巨人戦は1番遊撃で出場した山田だが、残り249本は二塁出場時に記録。二塁を守った試合で250本打った選手はまだおらず、史上初の「二塁手250号」へはあと1本に迫った。