右人さし指骨折から復帰を目指す西武森友哉捕手が、交流戦開幕の24日中日戦(バンテリンドーム)で1軍復帰することが濃厚となった。

4月2日に捕手のマスクを投げつけたことで骨折。今月11日にDHで約5週間ぶりにイースタン・リーグで実戦復帰した。17日の同リーグ楽天戦からは3戦連続で捕手でスタメン出場しており、着実にステップアップしている。

かねて辻監督は、DHでの昇格はなく、守備の不安も払拭(ふっしょく)された段階で1軍に上げる方針を示していた。捕手での実戦を積み、指揮官は「もうちょっとでしょ」と交流戦からの合流を示唆。3連敗中で4日以来2週間ぶりに借金を背負ったチームは、投手陣の踏ん張りが目を引く一方で、チーム打率は2割2分5厘に沈む。打線は本塁打、打点2冠の山川以外は湿り気味だけに、森が戻れば起爆剤となる。

夫人の出産で一時帰国していたオグレディも交流戦から1軍復帰の見通しだ。