右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で離脱中の巨人坂本勇人内野手(33)が25日ぶりに実戦復帰した。3軍のテイエステック戦に「3番・指名打者」で出場。2打数無安打でヒットこそでなかったが、順調な回復ぶりをみせた。

第1打席は1回2死走者なしから遊ゴロ。第2打席は4回先頭で二飛だった。

5回に打席が回った際に代打が送られ、ここで交代。代打は同姓同名の2年目の育成選手、坂本勇人捕手(20)。背番号「006」の坂本勇が登場した。

坂本は4月30日の阪神戦(東京ドーム)の守備で負傷し、1日に出場選手登録を抹消。その後はファームで調整を続けてきた。すでにノックも受け、19日にはフリー打撃も再開と順調に回復しており、1軍復帰は秒読み段階。数試合で患部と実戦感覚をチェックすれば、キャプテンの1軍昇格にゴーサインが出る見込みだ。