「侍ジャパン」トップチームの栗山英樹監督(61)が8月1日の「U23NPB選抜-大学・社会人選抜」でNPB側の監督を務めることが30日、分かった。

野球伝来150年事業のプロアマ記念試合として、神宮球場で開催。プロ(NPB)は23歳以下に限られるが、世代別代表に近い戦力が期待される。栗山監督にとっては昨年12月の代表監督就任後、初めての采配の場となる。

今年3月に2試合予定されていた台湾との強化試合が、新型コロナウイルスの影響で中止。来春WBCに向けた貴重な実戦機会が失われていた。今回はシーズン中のため先発ローテーション投手の出場は難しいが、フル代表入りの可能性を持つ若手を直接チェックできる機会となる。また、栗山監督は代表選考にあたり「先入観は持たない」と公言しており、大学・社会人の有望株を発掘する場にもなり得る。