パ・リーグ首位のソフトバンクにコロナ禍の不安が襲った。球団は26日、和田毅投手(41)とジュリスベル・グラシアル内野手(36)、野村勇内野手(25)、本多雄一内野守備走塁コーチ(37)、スタッフ1人の計5人に新型コロナウイルスの陽性判定の疑いがあると発表した。同日に実施したスクリーニング検査で疑いが判明した。濃厚接触者は杉山一樹投手(24)と正木智也外野手(22)の2人。和田は27日のロッテ戦(東京ドーム)の予告先発が発表されたが、大竹耕太郎投手(26)に変更された。

球団によると、野村勇は前日25日夜から体調不良を訴えていた。一夜明けたこの日も咽頭痛、倦怠(けんたい)感、発熱を訴え、日本ハム12回戦(ペイペイドーム)のベンチ入りメンバーから外れた。

1軍の選手、コーチ、スタッフは27日にPCR検査を受けることになった。

チームでは25日に村上隆行打撃コーチ(56)が陽性判定を受けている。

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