広島は4日、床田寛樹投手(27)が広島市内の病院を受診し、「右足関節骨折」と診断されたと発表した。

蔦木トレーナーは「内側と外側のくるぶしを含めて足関節と言い、そこを骨折した」と説明。復帰時期は「未定」とし、「足首の骨折は体重をかけられるかどうかを目安にして(治療期間を)判断する。再診するまで明確な時期は出ない」と話し、近いうちに今後の治療方針も含めて再診断する予定だ。

ただ同トレーナーは一般論として「骨折の程度によるが(復帰まで)2~4週間。長いときでは6週間以上かかる」と続け、今季中の復帰は厳しい状況になった。それでも佐々岡監督は「希望を持って、まだまだ最後まで(待つ)という気持ちはある」と望みを捨てずに左腕の復帰を願う。

床田は3日のDeNA17回戦(横浜)5回の打席で走塁途中につまずき、転倒。自力で起き上がれず、担架に乗せられて退場していた。今季は森下に並ぶチーム最多8勝を挙げている左腕。左の柱が離脱し、チームにとって大きな痛手となった。【前山慎治】