今季の優勝の行方を占う首位ヤクルトと2位DeNAの直接対決3連戦が、午後6時から行われる。

ヤクルトは7月2日に2リーグ制以降、史上最速となる優勝マジック53を点灯させたが、8月に急失速。最大17・5ゲーム差を付けていたDeNAに4ゲーム差に迫られた。

DeNAは球団記録を更新する本拠地17連勝中で、得意の横浜スタジアムで迎え撃つ。8月成績は16勝3敗の貯金13で、ヤクルトは8勝11敗の借金3。両チームの直接対決は今季残り9試合。

直近3連戦の戦いを、DeNA三浦大輔監督(48)、ヤクルト高津臣吾監督(53)の言葉から振り返ります。

■DeNA

23日阪神戦○4-0

(阪神青柳を攻略。19年以来の7連勝で貯金は7年ぶりの2ケタ10)「誰がって言うよりも、チームが勝ったというのが一番大きい。全員で積み上げた勝利」

24日阪神戦○4-0

(桑原の満塁本塁打などで8連勝。山崎が史上最年少の通算200セーブ)「試合の最後のアウトは一番難しいってよく言われますし、今日も(山崎)ヤスがいてくれるから、みんながつないでつないでってところで踏ん張れた」

25日阪神戦●0-5

(守備のミスも絡み、連勝は8でストップ)「大事なのはこの後ですから。ズルズルいかないように。やってきたことを変えずにやっていくだけです。切り替えて、全員で明日臨んでいきたい」

■ヤクルト

23日広島戦○5-4

(村上の45号3ランで逆転勝利)「もともと体大きくて、体の強さあるけど、心も強くなっている。(石川の500試合先発に)相当の強さが、心身にあるからだと思う」

24日広島戦○6-2

(4番村上が4四球と勝負を避けられる中、脇を固める選手で勝利)「1、2、3番の出塁が得点に絡むのは間違いない。あれだけムネ(村上)が歩かされてね。それまで何人走者がたまっているか、うちのチームは非常に大切にしてます」

25日広島戦●2-3

(延長10回2死満塁も生かせず、1点差で惜敗)「あと1本がね。残塁が多すぎるかな、ここ数試合。つながるんですけど、走者がたまったところでかえせない。立ち上がりがダメですね。投手も野手も。明日からも頑張るのは変わりないんですけど、ちょっと今日の反省をしっかりしたい」