阪神西勇輝投手(31)が29日、出場選手登録日数が9年に達し、海外フリーエージェント(FA)権を取得した。

この日甲子園で行われた投手指名練習後に取材に応じた右腕は「大きなけがなくこれて、また取れるとは思っていなかったので。これまで頑張ってきた積み重ねで取れた。この世界で自分たちが長くやってきたことで誇れることが、登録日数じゃないかなと思うので。それが(国内FAに続く)2回目というのは、長くやってきた証しだとも感じます」とコメント。「でも今はとにかく、シーズン終わるまで自分のやることをやるだけです」と話した。

西勇はオリックスに在籍していた18年に取得した国内FA権を行使して、19年から阪神に移籍。4年契約の最終年を迎えている今季は、21試合に登板し、9勝8敗、防御率2・19の成績を残している。

プロ通算では301試合に登板し、110勝95敗、1セーブ、1ホールド、防御率3・13。