巨人原辰徳監督が動いた。同点に追いつかれた4回、2死から阪神大山の左前打を見るやベンチを出た。先発メルセデスはまだ55球、1失点。場内がざわつく中、交代を告げた。3戦連続の延長戦で計20人の投手を投入していた。だが、どうしても勝ちたい一戦だった。ウォーカーをベンチ外にし、ブルペンには通常より1人多い9投手。早めの継投策への布石は打っていた。

結果は「吉」と出た。救援ら5投手が無失点リレー。原監督は「(メルセデスは)いい投手だが打たれるのも早いのがある。早めにつなぐ準備をしていたというかね。今頑張らなきゃいつ頑張るのということですよね」と説明した。

攻撃でも動いた。7回1死二塁、代走増田大が坂本の初球にサイン通りに三盗に成功。ダメ押し点となる4点の連続攻撃につなげた。「打線が機能した。相手がちょっと隙を見せてくれたところにつけ込むことができた」とうなずいた。

▽巨人大城(5回無死三塁、阪神藤浪から左前に決勝適時打)「2ストライクと追い込まれていたので食らいつこう、バットに当てようと。これからは厳しいというか、接戦が多くなっていくと思うので勝ちきれるように頑張っていきます」

▽巨人増田大(7回に三盗成功)「相手投手の映像を何百回も見て勉強していたおかげかな。監督も行けたら行っていいと言ってくれていたので思い切ってスタートできた」

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