楽天が、2年ぶり3回目のイースタン・リーグ優勝を決めた。

三木肇2軍監督(45)、先制犠飛を放った黒川史陽内野手(21)、先発して6回3安打1失点と好投した松井友飛投手(22)が、球団を通してコメントを発表した。

【三木2軍監督】

ファームという環境でやっているなかでは、目指すところも目的もいろいろなことがあります。勝つことや優勝することが全てではなく、他にも大切な目的や目標がありますが、そうは言っても勝つなかでいろいろ感じられたり学んだりすることもあり、一球に対しての思いや責任感も芽生えると考えています。

コロナ禍でまだまだ制限がある中で、選手たちも大変だったと思いますし、難しいシーズンではありましたが、しっかり勝てたことには意味があると思います。優勝が最大の目的というわけではないですが、今回の経験を今後につなげでほしいですし、結果として2022シーズンのイースタン・リーグで優勝できたことは素直にうれしく思います。

今シーズンも、イースタン・リーグの他球団6チームの監督をはじめ関係者の皆様には、試合を重ねてたくさんのこと学ばせていただきましたし、たくさんの経験をさせていただきました。こちらの依頼事項に対応いただいたことも多く、関係者の皆様には感謝しております。ありがとうございました。

1軍もまだまだシーズン終盤戦を必死に戦っている最中で、ファームにもたくさんの応援をいただき、ファンの皆さまにも本当に感謝しています。

まだまだシーズンは終わっていませんし、ファーム日本選手権もありますので、引き続き気を引き締めて頑張りたいと思います。

【黒川】

今日勝てばイースタン・リーグ優勝ということを試合前から皆さんと話していたのでとにかく先制点を取って試合を優位に進められるようにと思って打席に入っていました。

三木監督がよく話されるんですが、1軍のプレッシャーを2軍でも感じてやることをテーマに毎日取り組んでいるので、自分がもし1軍でプレーするならと想定して日々取り組めています。

1軍で活躍をするために経験を積み重ねているので、今は2軍ですが1日でも早く1軍に上がって活躍ができるように引き続き頑張ります。

【松井友】

イースタン・リーグの優勝が懸かった試合で投げられたことはとても光栄に思います。

公式戦で投げることが今年最後になるかもしれない試合でしたが、あまり優勝が懸かった試合ということは気にしていなかったです。

5回以降にランナーを背負ってから粘り切れなかったことは反省ですが、序盤は真っすぐに力もあって変化球でもカウントを取れたので全体的には良かったと思います。

イースタン・リーグ優勝は決まりましたが1軍の公式戦はまだ続いていますしとても大事な時期だと思いますので、1軍で勝ちあがるための一員になれるようにこの後も頑張っていければと思います。

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