西武辻発彦監督(63)が4番山川穂高内野手(30)の有言実行ぶりをたたえた。

8回に右中間フェンス直撃の適時二塁打を放った山川について、辻監督は「あれで打てなかったら、あいつ、泣いているかもしれない」と試合後に回想。理由があった。

辻監督 いやいや、自分(山川)だけ打ってなかったからね。それは、今日も円陣を組んで「今日は全員安打で勝ちましょう」って、あいつが口に出して言っていたから(笑い)。

7回までにスタメン出場していた野手は山川以外、全員が安打を放っていた。試合前の円陣を思い出した辻監督は試合中に山川へ「お前だけだぞ」とハッパをかけたら直後に安打が「出た。有言実行」。指揮官も笑顔で振り返っていた。

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