中日のCS進出が完全消滅し、2年連続のBクラスが確定した。今季未勝利の先発勝野が2点リードを守り切れず、4回途中3失点で降板。その後はリリーフ陣が踏ん張ったが、同点の8回に守備の乱れもあり5点を失い、大敗した。立浪監督は「(CS進出の)可能性はゼロじゃなかった。最後5試合を全力で頑張れば、というところだった。同点から、淡泊な攻撃の流れが、DeNAに流れを持っていかせた」と、就任1年目でのBクラス確定にため息をついた。

3年契約の立浪監督の続投は、基本路線で決定済み。沖縄秋季キャンプのメンバー調整や、ドラフト会議に向けての編成会議へ出席も予定している。「今日の負け方は今年を象徴している。もっと意識を変えて行けるように、自分も選手もやっていきたい」。チームは10年連続でCS進出から遠ざかる。指揮官は巻き返しの2年目をにらんでいる。

▽中日岡林(3回先制二塁打で155安打目。安打数首位を維持)「最多安打についてはシーズンが終わってから考えます。明日、どうすれば勝てるか考えてがんばります」

▽中日ロドリゲス(38ホールド目を挙げ、阪神湯浅と並ぶ43ホールドポイントの首位を維持)「自分でピンチを作ったが、何とか抑えることはできた」

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