今季限りでソフトバンクを退団することになった松田宣浩内野手(39)が28日、ペイペイドーム内で会見を行った。主な一問一答は以下の通り。

-17年の思い出は

「プロ1年目に入ったときの感想を思うと、すごくレベルの高いところに入って、このままじゃ通用しないなという思いでスタートした1年目から、練習をたくさんしてここまでやってきて、17年間ホークスのユニホームを着てプレーできたことが一番大きいのかなと思います」

-2000安打、1000打点が近い

「ホークスで数多く、試合に出させてもらって、節目の記録まであとわずかというところまできたんですけど、2000安打に関しては特に意識はなくて、とにかく野球をしたい思いが強いということ。打点に関してはあと9打点だったので、今シーズン中にできればまた違う感覚で感じるものがあったんじゃないかなと思っている。なんとかチャンスをいただいて、1000打点できたら幸せかなと思います」

-どのようなプレー機会を求めている

「まだ何もない状態で、本当に今日、退団会見をさせていただいて、今日からのスタートだと思う。まずはチャンスを与えてくださる球団があれば、そこで大好きな野球をとことんやる、ただそれだけです」

-合同トライアウトへの参加は

「それは考えてなくて、2軍に落ちてからしっかり練習もできましたし、試合にも出ましたし、体も痛いところもないし、元気な姿も見せられた。とにかくしっかり待とうかなと思っています」

-独立リーグなどの選択肢は

「それも今回に関しては、NPBのみということで待っています」

-10月1日の2軍戦以降の練習参加などは

「まだ今日こうやって退団会見したので、それ以降の話というのは正直な話、まだしていませんが、自分で時間や場所を見つけてしっかり準備して、備えたいなと思います」

-1軍は優勝争い中。チームへの思いは

「1日も早くソフトバンクホークスがリーグ優勝する、それをしっかり見届けたいなと思います」

-ホークスはどんな存在

「プロ野球17年もこのユニホームでプレーさせていただいたので、プラス福岡の街で野球させていただいたので、人生そのものだと思っています」

-ファンにメッセージ

「今回このような形で現役続行を希望し退団という形になりましたが、17年という長い間ホークスファンの方にはいいときも悪いときも応援していただきました。成長したのもファンのみなさんがあったからこそだと思っています。ホークスのユニホームを着るのもあと何日かしかないんですが、これまでやってきたことをしっかり振り返って、10月1日にグラウンドに立ちたいなと思います」

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