負けられない戦いがここにある。巨人中田翔内野手(33)が絶体絶命のCS争いへガチでいく。今季最終カードの1日からのDeNA2連戦に向け「正直、プレッシャーは大きい。負けたら終わりなわけであって。とにかくガムシャラにぶつかっていくしかない」。敗戦は終戦を意味する一戦へ気迫でぶつかる。

敵地での大一番で失うものはない。横浜スタジアムでは6試合で打率1割8分2厘、セ・リーグの本拠地で唯一、本塁打が出ていない。9月30日の東京ドームでの全体練習はスイング軌道を確認するように丁寧かつ大胆に快音を鳴らした。

先発するDeNA今永からは前回対戦の同19日にソロ弾を放っている。「アウトになることを恐れずに。そこに対してビビってるようじゃ、打席に立ってもしょうがない。三振を恐れることなく、そこのスタイルは変えずにやっていきたい」と強気だけを貫く。

【関連記事】巨人ニュース一覧