レギュラーシーズン最終戦を終えたヤクルト高津臣吾監督(53)が、セレモニーでファンに向けてあいさつを行った。引退する3選手への愛あふれる言葉、さらにDeNAファンへの気遣い。高津監督らしいスピーチだった。
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2022年、今日の試合をもちまして、全日程を無事終了しました。ディフェンディングチャンピオンとして、今シーズン戦ってまいりました。大きな、たくさんの目標がありながら、まだ1つしか達成しておりません。ここにいる選手はもちろん、スタッフそしてファンの皆さんと、これから、長い長い、険しい道かもしれませんが、1つずつ目標をクリアし、2連覇という偉業に向かって頑張っていきたいと思っております。
そして本日、大事なスワローズファミリーの3人がユニホームを脱ぐ引退試合でした。
内川、あなたのバッティング技術、相手投手、相手ベンチを相当驚かせたと思います。2008年、右打者最高打率、3割7分8厘、そして両リーグ首位打者、最多安打、記録にも記憶にも残る大打者だったと思います。本当にお疲れさまでした。
グッチ、坂口。何となく昭和感の残る、痛くても痛いと言わない男。しんどくても歯を食いしばってプレーする姿は、我々が若手に指導するよりも何よりも、若い選手の刺激になったと思います。今はなくなってしまいましたけども近鉄バファローズの最後の選手として、今も残る近鉄バファローズのファンが、さみしく、そして大きな拍手をあなたに贈っていると思います。本当にお疲れさまでした。
そして嶋。スワローズに来てからはケガとの戦いでなかなか思うようなパフォーマンスは出せなかったかもしれないですが、あなたが発する、ベンチで発するそのひと声はたまにぷっとくることもあり、そして、選手の背中を押す、すごく勇気の出るひと言でした。僕個人としても、少し野村監督の影を思い出したりする場面もありました。その野村監督も星野監督も、今、天国であなたに心から拍手を送っていると思います。嶋、みんな見てましたよ。あなたの底力を。本当にお疲れさまでした。
そして最後にベイスターズファンの皆さん、遅くまで残っていただきありがとうございました。そしてたくさん球場に、今年も神宮球場に足を運んでいただきありがとうございました。これからクライマックスシリーズ始まりますけども、10月12日、またここでお待ちしております。ぜひ、素晴らしい戦いをしましょう。
最後に、今年もいろいろ規定がある中、たくさん球場に足を運んでいただきました。繰り返しにはなりますが、まだまだこれから険しい道が残っています。皆さんで大きなものを取りにいきましょう。そして皆さんで、笑顔で、今シーズンが締めくくれるように、我々も一生懸命頑張って参りますので、これからも、どうぞご声援よろしくお願いします。1年間ありがとうございました。



