阪神岡田監督が、来季への課題に挙げている二遊間の守備力向上へ、特守を2日連続で行った。前日と同様、中野、糸原、木浪、山本、北條、渡辺、植田、板山の8選手が参加。全体練習後、約50分、併殺プレーの動きを反復練習した。二塁ベース手前に走者に見立てた黄色いカゴを置くなど、さらなる工夫を施した。
岡田監督は「うまなってるよ。昨日と全然ちゃうよな。できるんや、やればな」と納得顔。二塁手の送球に正対して捕球する遊撃手の動きを、自ら実演するシーンもあった。「半身になりがちやからな、捕る時に。ゲームなんてどこに来るか分からへん。準備やな、どこに来てもいいですよという」。今季、チームで完成させた併殺はリーグ3位の117回。王者ヤクルトは同トップ143回だ。連係ミスによる取りこぼしが少なくなれば、失点減にもつながるはずだ。
特守を見守った平田ヘッドコーチは「我々、現役時代に岡田監督といやっちゅうほどやったから」と回想。「『荒木、井端』いうて新聞出てたけど、『岡田、平田』でやってたわけやから」。二塁に岡田監督、自らは遊撃として85年日本一に貢献。激しい定位置争いを勝ち抜いた先に、新たな名コンビ誕生が待っている。
▽中野(特守に参加し)「グラブトスであったり、今まであまりやってこなかった練習をやることによって、いざという時にそういうプレーが出ると思う。なかなか今までと違った感覚で、いい二遊間の連係ができている」
▽北條(2日連続特守に参加)「この時期にしかできないというか、シーズン中はなかなかできない。僕はケガをしたことで、春も去年の秋の秋季練習もなかなかできなかったので、いい練習になっている」
▽山本(2日連続特守に参加)「打球によってどういう形で捕るのか、引き出しが増えたなという感じ。僕の中でも技術の課題もたくさんあるので、自分のレベルアップを考えてやっていきたい」



