目指すは火の玉ストレート! 阪神ドラフト4位指名の帝京長岡・茨木秀俊投手(18)が10月31日、同校で指名あいさつを受けた。畑山統括スカウト、筒井担当スカウトと対面。「幼い頃から夢だったプロ野球選手になる実感と、これから頑張っていかないといけないという責任感が生まれた」と目を輝かせた。
最速は147キロながら、バランスのいいフォームから繰り出す伸びのあるストレートが持ち味。球団のスペシャルアシスタント(SA)を務める藤川球児氏(42)への憧れも強い。数日前には阪神のドラフトを振り返る同氏のYouTubeチェンネルを視聴。期待を寄せる言葉に「自分もああいうストレートをいっぱい投げて三振を取りたい。話を聞いてみたい」と心を躍らせた。
北海道出身だが、日本ハムなどで活躍した芝草宇宙監督(53)を慕って見知らぬ土地にやってきた。同監督は「どんなことがあってもプロに挑戦させたい」と、同校初のNPB選手にするべく“英才教育”を施してきた。常に言い聞かせてきたのは「プロは食うか食われるか。やるかやられるか」。高校時代から、その言葉を胸に刻んでプロへの1歩を刻んだ。
「伸びのある直球を投げたい。焦らず自分のペースで体を作ることが大事」と、入団1年目は体力強化を図るつもりだが、最終的な目標は「最多勝投手を狙いたい」。甲子園を沸かせたレジェンド右腕のように、魂のこもったストレートでファンを魅了する。
◆茨木秀俊(いばらぎ・ひでとし)2004年(平16)6月8日生まれ、北海道出身。手稲中央小2年から手稲ヤングスターズで野球を始め、3年から投手。手稲中では硬式野球の札幌東シニアに所属し、3年時に全国選抜大会に出場。帝京長岡では1年夏の県独自大会からベンチ入り。今夏の新潟大会・準決勝、決勝は中1日で連続完投。ともに延長戦の激戦で計22回2/3を323球投げて、10安打、19奪三振の2失点。2試合の防御率0・79。好きなプロ野球選手はソフトバンク千賀滉大、オリックス山本由伸。182センチ、85キロ。右投げ右打ち。



