中日勝野昌慶投手(25)が9日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、200万円減の1900万円で更改した(金額は推定)。同投手は開幕ローテ入りも途中左脇腹痛などもあり、8試合0勝4敗、防御率4・53で4年目シーズンを終了。来季の飛躍を期し、みやざきフェニックス・リーグに参加したが、初戦先発予定も直前に左太もも裏の肉離れでリタイアした。

「コントロールがいいわけじゃないのでファウルやボール球でスイングを取るとか、スピードアップ、球威を上げるトレーニングをやっている。もう1回り体を大きくしたい」。

チームメートの笠原の紹介で、エンゼルス大谷などが取り入れるドライブライン・ベースボールでの動作解析、トレーニング方法を初めて導入する。10月の秋季練習から取り入れた新球シュートをさらに磨いて、21年4月28日阪神戦(バンテリンドーム)以来2年間、遠ざかっている白星を目指す。