西武高橋光成投手(25)が捜索救助犬との交流でシーズンへの決意を高めた。

10日、埼玉・久喜市内で「NPO法人日本捜索救助犬協会」が実施した地震や豪雨の被災地で行方不明者の捜索を手助けする犬の訓練を見学した。

「本当に人のために頑張ってるワンちゃんたちと触れ合えて、ほんとにすごいなと思った。もっと多くの人に知ってもらい、頑張ってるワンちゃんがいるよと伝えていきたい」

愛犬家のエースは昨季からシーズン1登板ごとに登板ごとに2万円を積み立て、捜索救助犬を育成、派遣している同法人に寄付している。26試合登板の今季は52万円を寄付した。

もちろん来季も援助活動を続ける。「僕が活躍することによって、多くの方に知ってもらえると思う」。今季は登板数を基準にしていたが、来季は違う条件も検討中。「ちょっとイニングに変えたり、三振に変えたりとか。今、考えているところなんですけど」と思い描いた。本業の野球で結果を残すことで、より社会にも貢献できる形を目指す。「引退したら、こちらのボランティアに入りたいなと思いました」と“セカンドキャリア”も思い描いた。

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