西武山川穂高内野手(31)が8日、宮崎・南郷キャンプでのシートノックや投内連係で三塁のポジションに入った。

日本代表入りが決まっているWBCへの準備か!? と思いきや、松井監督は「違います」とし、山川本人も「全く関係ないです。絶対無理です」と笑った。

三塁での守備練習について、昨年から首脳陣に志願していたという。

「プロに入って1年目以外はほとんどファーストをやってきて、ファースト、慣れてるじゃないですか。慣れたところより慣れないところをやるとまたこう、フレッシュな気持ちで臨めるので。僕、今日、シートノック緊張してたんで。これ面白いなと思って」

不慣れな小さい内野手用グラブをはめ、三塁線の打球処理をミスすることもありながら、時に軽快にも動いた。「プレーをすることに対して楽しいと思えるのが僕は一番いいと思うので、そこは今日はすごく楽しかったですね」と効果は大きかったようだ。

なお、ペナントレース中での三塁出場についても「試合では確実にファーストだと思ってるので。サードをやるメリットが何1つチームにとって、ないと思いますんで。ファースト1本でいくつもりです。ただたまに(ノックで三塁に)入れてくださいということです」と、自身では否定した。【金子真仁】

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