阪神が大山悠輔内野手(28)、佐藤輝明内野手(24)のアベック弾など11安打7得点で快勝し、連敗を4でストップさせた。

前日24日に岡田彰布監督(65)が「危機感持たなあかん」と厳しい言葉でナインを鼓舞していた。打線爆発にも、この日の試合後には「それで打てるんやったら毎日言うわ」と笑い飛ばした。試合後の一問一答は以下の通り。

-最初の打席で大山が2戦連発となる2号3ラン

「んー、なあ」

-大山の内容はどうですか

「いやいや、だからフォアボールのな、見送り方もだいぶようなってきた感じはあるよな。やっぱりな」

-シーズンも近づいてる中で

「いや、それはもうみんなわかっとることやからな(笑い)。言わんでもわかってるし」

-オリックスとのオープン戦3連戦でいいところ見せてくれたので、監督も安心すると思うが

「まあ安心というか(笑い)。まあそら本番でな、打って欲しいっていう、それはあるけど。まあでも、な。全然打てんよりもな。やっぱり俺らの気持ちもあるけど、本人もある程度打って、ちょっとええ感覚をつかんで、あと1週間な、おーん。迎えるほうがいいやろ。本人も。俺らもそやけどな」

-佐藤輝も残り2試合で打っておかないとという話をしていた

「うーん、まあ、でもずっと試合出るやつは、なあ。31日いうのはわかってるんやから。まあそれなりにはやると思うよ。この感じな。まあ、もう明日1試合やけどな」

-佐藤輝の内容は

「まあ内容ちゅうても、のう(笑い)。そこまで内容とかはわからんけど、そら、なあ。ひとつ言うたら、ストレート一発で仕留めて欲しい言うのはあるよ、そらなあ」

-昨日、監督が「危機感」と言って4、5番が打った

「そんなんお前、それで打てるんやったら毎日言うわ。言うても打てんやつは打てんやないか。言うてできるんやったら毎日言うわ。毎日言うても効き目ないやろ。たまに言うのがええやないか、時期的にものう」

-伊藤将の代役ところで秋山が4回2安打無失点といい投球

「そうやな、まあ持ち味というかな、丁寧に投げるな。まあそういう意味ではな、秋山、最初は今日は4、3でいくつもりやったんや、秋山4(回)で村上3(回)で、まあ打順が回ってきたから、ああいう感じ(村上は2イニングで交代)になったけど、これはまあ次な、いこかなと思うよ。まあ伊藤(将)もそらまだブルペン入ってちょっとなるからな、おーん。でもやっぱり(開幕の)2つ目は秋山でいこうと思う」

-場合によっては村上とこういう使い方

「一応セットで考えとったからな。(秋山に)1人でお前、7回投げてくれはちょっとまだな、あれやから。まあそういう意味でも今日2人な、あのくらい2人投げてくれたらな」

-秋山は制球がよかったら6回1失点、2失点とか計算ができる

「6回まで投げてくれんの? 大変やんか6回まで投げたら。(前日24日は)青柳4回しか投げられへんかってんで。そんなん大変なことなるやん、(伊藤将の)代わりのピッチャーが6回1点に抑えてくれたら大変やんか」

-湯浅はどうなるかわからないが、浜地、岩崎、カイル・ケラーというリリーフの3人は

「まあ、中野も明日出る言うとったしな。湯浅も明日(ブルペンで)ピッチングするとか言ってたから。まあ思ったよりもなあ、ボールもこっち帰ってきた方がな、あの馴染んでるボールやからな。新しいボールじゃないからな。そういう意味で、まあ明日湯浅もな、なんかピッチングしてみて、もうなんとなくいけそうな感じは本人も持ってるんちゃう?」

-湯浅はファーム(28日からの2軍オリックス3連戦)で投げて開幕する想定か

「まあファームで1回投げるのも、まあそうやなあ。まあちょうど舞洲(杉本商事BS)であるしな、オリックスでもな、3つあるからな。その辺で投げれたらな。1回くらい、1イニングでも投げて欲しい。投げて欲しいというか、その3日間はけっこう、こっち(1軍)からも打席立たせに行かすから。ちょうどうまいこと近くで3試合あったからよかったよな。そこで野手もちょっと行くと思うよ。ちょうどピッチャーも(開幕)2カード目のピッチャー投げるし、ちょうどいいな」

-監督も見に行く

「分からん。秘密や、そんなもん。そんなん言う必要ないやん、どっちみち言わんでも、ついてくるやん」

-試合前には青柳と話し込んでいた

「昨日俺が言うたことや。ちゃんと説明しといたけどな。本人も分かってたから、納得して次の登板に備えるんちゃうか、それは」

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