オリックス山本由伸投手(24)が30日、ウエスタンリーグ阪神戦(杉本商事BS)に先発し、最速157キロのストレートを軸に7回2安打7奪三振無四球無失点と好結果を出した。3大会ぶりに世界一を奪回したWBCでは、21日の準決勝・メキシコ戦に登板し、それ以来の実戦登板。4回までは味方の失策で打者1人の出塁を許しただけ。5回にミエセス、片山に連打を浴びて無死一、二塁のピンチを背負うも、三振と併殺で無失点で切り抜けた。

7回を74球で投げ終え「結構感覚もよく、ピッチングできたと思います。来週の本番を見据えて、ピッチング内容も公式戦の、もちろん今日も公式戦ですが(1軍)公式戦のつもりでピッチングしたのでよかったと思います」。NPB球への慣れについても「今日もいいピッチングができたし、大丈夫だと思います」と頼もしかった。

開幕前の準備を整え、4月6日ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)の先発でシーズンのスタートを切るとみられる。

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