3年連続7度目の開幕投手となったヤクルト小川が、プロ2年目の14年DeNA戦以来、9年ぶりに開幕白星を挙げた。7回82球を投げ、3安打4奪三振で無失点。「ムネ(村上)が初回に点を取ってくれて本当に攻めのピッチングができた」と広島打線を黙らせた。高津監督も「小川に尽きる」と絶賛。年間200イニング登板の“監督指令”へ「目標へあと193回ですね」と語った。

■山田ぶっつけ開幕2安打2盗塁

WBC決勝でスタメン出場した山田が「ぶっつけ本番」の開幕戦で2安打2盗塁と暴れた。打撃について「沖縄キャンプからやってきたことが今につながっている」と納得の表情。積極的な足技についても「今年はどんどん走っていくと決めているから」と有言実行。「トリプルスリー」を「30代でも」と誓うキャプテンが3連覇へチームを開幕から鼓舞した。