ロッテ江村直也捕手(30)が、「8番捕手」で約2年ぶりに先発出場し、今季初先発でプロ初勝利を挙げた森遼大朗投手(23)を支えた。

21年5月18日のオリックス戦(京セラドーム大阪)以来となる701日ぶりのスタメンマスク。150キロ前後の直球に、フォークや内角のシュートなどをバランス良く織り交ぜたリードだけでなく、ワンバウンドした低めの変化球もしっかりと止めた。打撃でも、4回1死一、二塁の第2打席ではしっかりと送りバントを決めた。

試合前のアップ時には沢村拓一投手(35)から「緊張しているよ~」と、仲間の前で声をかけられ、金沢岳バッテリーコーチ(38)とはベンチ裏で入念に攻撃時のサインの確認も行った。吉井理人監督(57)は「江村も久々のスタメンだったんですけれど、よく頑張ってくれました」とたたえた。【鎌田直秀】

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