さあ首位奪取ウイークだ! ソフトバンクは2日からオリックスをペイペイドームに迎え、3連戦を戦う。
5日からは敵地でのロッテ3連戦。首位で並ぶ2チームとの6連戦はシーズン序盤の正念場だ。先陣を切るのは、大関友久投手(25)だ。「チームが負けてる時ほど勝ちたいと思うタイプ。自分の投球に集中したい」。1日にペイペイドームで調整。チームは日本ハムに2連敗し3位に転落。重圧のかかる先発マウンドに気合十分だ。
悩める左腕は、気持ちをリフレッシュさせた。開幕戦勝利後は、3試合で白星から遠ざかる。16日楽天戦では5回2/3 4安打3失点で6四球。23日ロッテ戦は4回を4四死球と制球を乱し、波に乗り切れない。「状態は悪くないのに、気持ちを固め過ぎて余裕をなくしていた」。強い向上心から考え込む日々。それが、結果的にマウンドでの余裕を失う要因になっていた。「何かを変えないと」と思い立ち、前回登板翌日の24日に自らにとっては異例の行動に出た。「野球を置いて1日を過ごした。食事に行ったりとか…。もうちょっと、楽にいってみようと」。完全休養を取り、いい意味で開き直った。
昨年のパ・リーグ王者とは今季初対戦となる。大関はオリックス戦に、昨季は2試合(先発1試合)に登板し、0勝1敗。新戦力の森、杉本ら強力打線が相手になるが「まずは自分の投球を」とブレない姿勢を肝に銘じる。チームは今季本拠地では負けなしの7連勝と無類の強さを誇っている。「開幕ぶりの(本拠地)マウンド。また、しっかり投げたい」と連勝記録を止めるつもりはない。黄金週間は、大関から始まる。【佐藤究】
○…斉藤和投手コーチが、大関に「シンプルな投球」を求めた。「大関は考えるのが趣味。いろいろやれるのが好きな人」と飽くなき向上心に一目を置く一方で、「考え過ぎてしまうことは、練習の時ならええけど、マウンド上で敏感になり過ぎるのはパフォーマンスを出す邪魔になるかな」と助言した。大関が改善策として、野球を忘れて1日だけ完全休養したことについては「考える量から1日じゃ足りんかもね。次は『2日どうや』言うてみるよ」と笑顔で話した。



