楽天炭谷銀仁朗捕手が攻守で岸の150勝をアシストした。1点リードの5回無死三塁、ロッテ西野から左前適時打で3点目を追加。8回2死二塁では、唐川から三塁強襲の左前打を放ってリードを4点に広げた。「150勝に、今季入ってから4試合もかかってしまった。早いうちに達成させてあげたい思いがありました」。前回、前々回は消えてしまった岸の勝利投手の権利を、守り切った。

二人三脚と言っても過言でないほど、一緒に歩んできた。西武時代、自身が通算1000試合出場を達成した16年8月16日に、岸は通算100勝を達成。互いに球団を移っても、変わらず最高の相棒として支えている。「今年、僕も36ですし、岸さんも39になる。1年でも長く、2人でやりたいっすね」。岸から「銀もバット持ってるんでね。振ったらそりゃ、たまには当たる」と言われれば、「はい、バット持ってるんでね」と応酬。お立ち台でも息の合った絡みを見せた。

【関連記事】楽天ニュース一覧