西武は19日、「ライオンズスポーツアカデミー」を10月に開校すると発表した。

3歳から9歳までの子どもを対象に、スポーツ科学と幼児教育学に基づいたプログラムを用い、埼玉・所沢市の秋草学園短大の体育施設で開校する。

1年間を通して野球、サッカー、体操など7種目以上のスポーツを行い、子どもたちの基礎運動能力の向上や、コミュニケーション能力や創造性などを育むことを目指している。株式会社biimaからプログラム提供を受け、3~5歳の「年少・年中コース」と「年長・小1~小3コース」の2クラスを設ける。

各コース25人程度の会員は8月に募集開始予定で、運営スタッフは19日から球団オフィシャルサイトで募集を始めている。

松井稼頭央監督(47)は「私が中学生の頃は、土日に活動するボーイズリーグのチームに所属していたので、平日は学校のバスケ部やサッカー部、卓球部などの練習に日替わりで参加していました。プロになってからもオフにはバスケやテニスなどをよくやっていました。いろいろなスポーツをやることで、体の使い方を学べたと思いますし、走る、投げる、打つといったその後の野球人生に生きる基本的な能力も養われたと思います。トリプルスリーを達成できたのも日替わり部活動のおかげかもしれません(笑い)。このアカデミーでの活動が、スポーツを好きになるきっかけになってくれたらうれしいです」とコメントした。

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