ソフトバンク有原航平投手(30)が、新加入後のペイペイドーム初勝利で無傷の2勝をマークした。チームが5連敗中だったオリックス山本に投げ勝ち、8回109球で3安打1失点。満足感を漂わせ、初のお立ち台に上がった。「(8回も)行きたいと言って、行かせてもらいました。次ぎにつながると思います」。
いきなり先制を許した。初回2死。3番森に130キロのスライダーを右翼スタンドに運ばれた。だが、痛恨の1発に目が覚めた。続く頓宮にも右中間二塁打されたが、5番杉本をスライダーで空振り三振。最少失点で切り抜けた。「先に点を取られてしまったけど、(味方打線が)すぐに点を取ってくれたので勇気を持って投げることができました」。
2回に勝ち越してもらうとテンポ良く投げ込んだ。2回以降は8回まで1安打投球。7回を投げ終えると、直訴して8回のマウンドに上がり、きっちり3人で切った。
「猛牛キラー」の本領を発揮した。オリックス戦は日本ハム時代も含めてこれで17勝7敗。2年間の米移籍をはさみ、20年から3連勝とした。「今はヒリヒリした中で投げられているのでレベルアップできると思う」。遅れてきた右腕がさらなる快投で首位戦線を引っ張る。【佐竹英治】



