阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22)が初の3番起用に応えた。

右翼で出場し、無安打で迎えた6回1死の3打席目。入団時から対戦した投手に挙げていた東海大相模の先輩、菅野の外角直球をはじきかえした。「外スライダー、外真っすぐの配球が多かったので」と、一、二塁間を破る右前打。大山の逆転2ランを演出する一打となった。

出場39試合目で初の3番を任された。岡田監督が以前から温めていた虎の「森大佐」トリオがついに完成。それでもルーキーは「いつも通り」と、泰然自若。後ろには大山、佐藤輝とドラフト1位の先輩たちが並ぶ中、「大山さんと輝さんがいるので思いきってどんどんいける」と胸を借りた。三ゴロに終わったが、初回の第1打席も初球から勝負。持ち味の積極性を忘れなかった。

岡田監督も「もう昨日から3番でって、そんなもん」と、前日から3番起用を決定。「最近1本ずつ、いいとこでヒットが出る。得点に絡む機会が多いから」と意図を明かした。

横田慎太郎さんの追悼試合として開催された一戦。「当たり前に野球をできていることを感謝する機会だった。関わりはないですけど、思いは自分も持ってしっかり臨めた」。今季加入の森下とは面識がないが、試合の重要性はしっかりと実感。思いを胸に、ルーキーが弔い星に貢献した。【波部俊之介】

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