DeNAトレバー・バウアー投手(32)が、7回1失点の好投で7勝目を挙げ、チームを4カードぶりの勝ち越しに導いた。3回を除き、走者を背負いながら、勝負どころでギアチェンジ。「苦しかったですけど、何とか試合を作る方法を見つけて、粘って投げられた。自分に勝ちがつくよりチームが勝つことが大事」とホッと息をついた。

仲間の守備に感謝の言葉を並べた。1点リードの6回1死一、三塁。高橋周を156キロの速球で二ゴロに詰まらせ、牧の好判断で併殺打でピンチを脱した。「打った瞬間は1点は仕方ないと思ったんですけど、どういう考えであのプレーを思い付いたのか。本当にすごいし、あのプレーに救われた」とグラウンドでは興奮気味に抱き合った。

日本の文化を学び、グラウンドでの投球につなげる。広島で開催された20日のオールスター翌日のオフには宮島、原爆ドーム、平和記念公園を訪問。「広島の今の街の様子を見て、そこから原爆ドームを見ると、これが1秒でこうなったのか、その1分後には、どうなったかということを考えるとたくさんのことを考えさせられた」と話した。

日本の野球、考え方も学び、日々進化する。かつては自身への怒りを込め、ほえたが、この日は守備のミスにも自ら切り替えるように声かけ。試合後は牧のビッグプレーを含めた味方の守備、リリーフ陣に「本当に助けられた」と最敬礼した。「後半、苦しい状況でもファンの声援が大きな力になったので、ありがとうございます」と感謝の言葉で締めた。【久保賢吾】

▽DeNA三浦監督(バウアーの投球に)「ランナーを出しながらも、粘り強く投げた。ミスもありましたけど、しっかりとカバーして、(6回1死一、三塁の)牧のプレーも好判断で大きなプレーでした」

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