中日の岡林勇希外野手(21)が、7月11日ヤクルト戦からの連続試合安打を27に伸ばした。

1番中堅で出場。1回、巨人先発グリフィンの初球139キロカットボールを右前に運び、球団記録をさらに更新した。

記録への注目が高まるたびに「フルイニング出場が最優先」を繰り返す。昨季は高卒3年目で最多安打のタイトルを獲得したが、出場142試合で全試合出場も逃した。すべての試合に出続けることにこだわり続ける。「(数字は)あとからついてくるものなので記録とかは考えずに臨んでいます」。スタンスは一貫して不変だ。

13日の広島戦で1949年(昭24)に西沢道夫がつくった球団記録を74年ぶりに更新する26試合連続安打をマークした。連続試合安打27以上は2リーグ分立後16人目。27試合は過去4人で岩本義行(松竹)広瀬叔功(南海)ラミレス(巨人)西川龍馬(広島)に並んだ。

連続試合安打の日本記録は1979年(昭54)に広島の高橋慶彦がマークした33。立浪監督は「ここから大変でしょうけど、ここまできたら頑張って欲しい」と愛弟子の挑戦を見守る。大記録まであと6試合だ。

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