関甲新学生野球秋季リーグ戦が2日、開幕する。新潟医療福祉大は新主将の熊倉健太外野手(3年)がチームをけん引する。スタメンを勝ち取った春季リーグ戦は12打点で打点王を獲得。勝負強い打撃で同大初のリーグ戦優勝に導く。
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力強い打球音がグラウンドに響く。「体の使い方を意識している」と熊倉。「SNSとか、いろんなところから情報を集めて自分にあったものを。毎日が勉強です」。その探究心が今春に開花した。31打数13安打で打率4割1分9厘はチームトップ。12打点はリーグトップタイで打点王のタイトルもを獲得した。「たまたまなところはあったが、やってきたことを出せた。自信にもなった」。
春の成績と人間性が評価され、リーグ戦後の5月下旬に主将に任命された。初めは驚きと不安があったと言う。「春はタイトルは取りましたけど、それまではほとんどリーグ戦にも出てないですし、自分じゃない方が良かったとも思った」。200人弱の部員を抱える大所帯を束ねる苦労もある。それでも「自分が発言することをやめてしまったらチームが終わってしまう。上に立つ人間としてしっかりやろうという思いです」と責任感は強かった。
今秋は上位2チームが関東大会に進める。まずは優勝争いに食い込み、初の上位大会出場を目指す。「力はある。チームとしてまとまれば十分戦える。関東に行きたいです」とチームを支える新主将が力を込めた。【大島享也】
◆熊倉健太(くまくら・けんた)2002年(平14)9月4日生まれ、神奈川県出身。小坂小2から野球を始め、大船中では軟式。横浜商3年夏は県16強入り。174センチ、72キロ。右投げ左打ち。



