発熱による体調不良で離脱していたロッテ佐々木朗希投手(21)が3回完全投球で復帰戦を飾り、チームに勢いをつけた。CSファーストステージ初戦のソフトバンク戦に先発。27日ぶりの実戦でイニング限定だったが、160キロ超の直球とフォークを中心に打者9人から4奪三振で、2年ぶりの“開幕投手”の重責を果たした。打線も荻野貴司外野手(37)の先頭打者弾など9安打8得点で援護。2万9126人の大歓声にも背中を押され、オリックスとのCSファイナルステージ進出に王手をかけた。

   ◇   ◇   ◇

▼CS初出場の4番ポランコが第1打席で本塁打。プレーオフ、CSの初打席本塁打は、13年1S<1>戦加藤(ロッテ)17年ファイナルS<1>戦アマダー(楽天)20年<1>戦安田(ロッテ)21年1S<1>戦エチェバリア(ロッテ)同年ファイナルS<1>戦サンタナ(ヤクルト)に次いで6人目。6人のうち4人がロッテの選手となった。

佐々木朗希先発のロッテ快勝 広島延長11回サヨナラ勝利/CS詳細