フェニックスリーグ(宮崎)を視察中の西武松井稼頭央監督(47)が15日、山川穂高内野手(31)と面談したことを明かした。
就任1年目の松井監督が4番起用を明言していた山川は今季、自身の不祥事のため1軍出場は17試合のみ。10月上旬に同リーグ出場が決まり、報道陣に対応した際には「松井監督にまず謝罪したい」と思いを口にしていた。
松井監督は14日に宮崎入り。午後にホテルの部屋に山川が訪れ「謝罪も受けました」と明かした。さらに「これからの野球人生も大事だろうし、本人もそういう権利を持っているし。チームに残ってくれたら大きな力になりますけど、そこは本人の権利ですから。そういう話もしましたね」と続けた。
山川は故障者特例措置に伴い、今月下旬にも国内FA権の有資格者として公示される見込みだ。松井監督は残留を願いつつも、本人の気持ちを尊重。「何て言うのかな、権利持ってて、僕も出た人間なんで。最後(は本人が)決断することですし」と、自身も03年オフに西武からFA宣言しメジャー挑戦したことを振り返りつつ話した。
謝罪を済ませた山川はこの日「本当に心の底から、一番迷惑掛けたと思っているので。球団とかファンの皆さんももちろんそうなんですけど、特にやっぱり松井監督に、監督になったばっかりですし、そこで戦力になれなかったことを一番に謝罪しました」と神妙な表情を話した。
FA権については、この日は方向性を口にしなかった。「稼頭央さんは『僕に委ねる』と言ってくれたので。そこは僕もしっかり考えなければいけないですし」としつつ「考えなければいけないんですけど、今までできなかった試合により多く出て、精いっぱい頑張って、また1からやっていくってところが最優先かなと思ってます」と、まずは10月末まで行われるフェニックスリーグでのプレーに集中したい意向を示した。【金子真仁】



