ソフトバンクは28日、ペイペイドーム内で椎野新投手(28)、増田珠内野手(24)、育成の重田倫明投手(27)、F・ヘラルディーノ内野手(18)、早真之介外野手(21)の5選手に来季の支配下ならびに育成契約を結ばない旨を通告し、発表した。

椎野は国士舘大から17年ドラフト4位で入団。19年には36試合に登板し、5勝2敗、防御率3・13。6年目の今季は11試合にとどまった。「(戦力外は)それなりに覚悟はしていた。期待してくれていたファンには結果で返せず申し訳なかったという気持ち。充実というかすばらしい6年間。いろんな人に支えられた。プロ1勝もできたしホークス、グループ含めて感謝しかない」と話した。

増田は横浜高から17年ドラフト3位で入団。22年7月17日のロッテ戦(ZOZOマリン)ではプロ初安打初本塁打を記録。15試合に出場し打率2割5分6厘。今季は自身最多の35試合に出場。みやざきフェニックス・リーグでは小久保新監督から攻守に指導を受けていた。「小久保監督になるので、自分の中でもやってやるぞ、というのがあった。野球は大好きなのでやめるという選択肢は今のところない」と話した。椎野、増田ともに現役続行を希望。これでホークスの今オフの戦力外は計18人となった。

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