阪神が劇的な逆転勝利で38年ぶりの日本一に王手をかけた。

2点ビハインドの8回。近本光司外野手(28)の右前適時打で1点差。なお1死二、三塁で森下翔太外野手(23)の左中間適時三塁打で逆転した。その後4番大山悠輔内野手(28)、坂本誠志郎捕手(29)も適時打で続き、一挙6得点。1イニング6得点は日本シリーズで球団最多となった。

▼阪神は8回に一挙6得点。シリーズのイニング最多得点は63年巨人が<7>戦の4回に記録した9点があるが、阪神では14年<1>戦5回の5点を上回り、球団最多得点となった。この回は森下、坂本の2人が三塁打。チーム1試合2三塁打は16年<6>戦日本ハム以来9度目になるが、イニング2三塁打はシリーズ史上初めて。

【動画】阪神森下翔太ミス帳消し適時逆転2点三塁打!甲子園総立ち、ベンチ大興奮