ソフトバンク栗原陵矢外野手(27)が6日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、700万円減の年俸6300万円でサインした。(金額は推定)

「開幕4番」でスタートした今季は8月に右手有鉤(ゆうこう)骨の部分切除術を受け、残りのシーズンをリハビリ組で過ごした。打率2割3分9厘、13本塁打、49打点。「納得のいくような数字でもない。期待に応えられなかった。2年連続でチームが熱い試合をしている時にいれなかった」と悔しさを募らせた。

昨季は左膝の大けがで1軍出場は5試合。直近2年間はけがに泣かされているだけに、巻き返しの来季へ気持ちを高めた。「全試合出たいですし、あとは打点を意識しながら、100(打点)あればいいですね。やり切った1年にしたいですし、1年間グラウンドに立ち続けて終われたらいいなと思います」と力を込めた。

11月26日にはモデルの愛甲千笑美(32)との結婚を発表した。栗原は「より一層やらないといけない。家族のために、自分のために。ほんとうにやらないといけない年」と気持ちを引き締めた。

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