FAでオリックスから加入した日本ハム山崎福也投手(31)が、本拠地エスコンフィールドで移籍後初めて実戦登板した。

初回はオイシックス先頭の篠田を129キロのカットボールで空振り三振に仕留めると、続く知念にはカットボールを振らせ遊ゴロ。3番高山は127キロの宝刀チェンジアップで左飛に打ち取り、3者凡退でスタートした。

2回、4番小西を外角低め131キロのフォークで空振り三振、続く中山は122キロのチェンジアップで三直。6番田中俊は、102キロのチェンジアップを振らせたが、遊撃の浜田がファンブルし出塁を許す。7番永沢はフルカウントから141キロの高めのストレートで空振り三振と、この回も安定した投球を披露した。

3回は先頭打者の片野をストレートで遊直、9番藤原は1-2と追い込んでから低めチェンジアップで空振り三振。2死から1番篠田を内角のスライダーで遊ゴロに打ち取り、3者凡退で終えると、新人捕手の進藤とグータッチしてベンチに引き揚げた。

移籍後初のエスコンフィールドでの登板。試合後は「雰囲気も良くて新鮮さがありました。3ボールになったときに拍手を受けて。初めてだった。やさしいなと。落ち着きました」とファンに感謝した。2回にエラーした新人の浜田からは「土下座するぐらいの勢いで謝られました」と笑顔だった。

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